五感食堂

魔女VS.黒髭+1 がお届けする 手作りコスメ & 料理   〔 五感に響くキッチンバトルのレシピ集 〕

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里芋祭り VS. 里芋湿布

本日のお題  ― 里芋 ―

ツルドクダミ

中秋の名月(陰暦の8月15日)に供えるお団子。
そもそもは、里芋を供えていたなごりとか。


里芋は、親芋から小芋、孫芋と次々になるため
子孫繁栄の象徴として縁起扱いされてきたという説もありますが、

もともと月見の風習は、中国から伝わってきたもので、
中国では、月見は里芋の収穫祭であった、という説もあります。


里芋の栽培は、稲作とほぼ同じ時期、
もしくはそれよりも古くに始まったといわれていますから、
高価な団子よりも、日々の糧である“里芋”こそが
豊穣を象徴する食べ物であった
のかもしれませんね。

ちなみに、日本独特のお月見、十三夜は、別名「栗名月」とも呼ばれ、
月見団子のほかに栗や枝豆をお供えするそうです。


さて。


この里芋、独特のぬめりがありますが、
これは水溶性の植物繊維であるガラクタンとムチンによるものです。

ガラクタンは、脳細胞を活性化させる働きがあるほか、
免疫力の向上、消化促進、血圧コントロールと
まさに八面六臂の大活躍です。

また、ムチンは、胃腸の粘膜や肝臓を強化してくれます。


これら成分を含むゆえか、
中医学でも、里芋は脾・胃経に属し、それら臓器のはたらきを整えるといわれています。
滋養強壮や炎症を鎮めるのにも適しています。

また、新陳代謝を活発にしてくれるので、
肌のキメも細かくととのえてくれるんですよ。



さて、お料理にする場合、手がかゆいという人もいるかと思いますが、

小芋の場合、
15分ほど蒸した後、成り口(親芋とつながっていたところ)を切り落として、
そこから中身を押し出すようにしてみてください。

わざわざ皮を剥かずとも、おもしろいくらいスルリと中身が出てきます。



これに塩をかけて食べるのが、いわゆる衣被(きぬかつぎ)。

平安時代、女性の頭を覆っていた布がスルリととれて
白い肌が現れる様子からつけられた名前です。



さてさて、日本の食卓に馴染み深い里芋。
五感食堂で、どう変身することやら。。。

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がごめ昆布

本日のお題  ― がごめ昆布 ―

がごめ

日本の心は、出汁にあり。

といっても過言ではないはず。
そして、このお出汁に欠かせないのが、昆布です。

有名どころは、真昆布、利尻昆布、羅臼昆布あたりですが、
最近注目を浴びているのが、
がごめ昆布」。

なにが違うかというと。

ぬめり」。

がごめ昆布のぬめりの80%はアルギン酸カリウム、
20%は、フコイダンとラミナランといわれています。

アルギン酸カリウムは、体内の余分な塩分やコレステロールの排出に役立ち、
フコイダンは、最近の研究でがん細胞を死滅させる効果があり、
ラミナランは、血圧抑制や免疫機能を活性化させる――

などなど、さまざまな研究結果が発表されるにつれ、
それまで、まったく脚光を浴びなかったがごめ昆布が
一躍スターにのしあがったわけです。

もともとこのがごめ昆布、おぼろ昆布の原料で
フコイダンの含有量は、真昆布の約2倍ほどもあるそうです。

たしかに、少し水につけておくだけで、
長~い糸が引くほどのぬめりよう。

フコイダンは、海藻だけに含まれる多糖類で、
人体になじみやすい粘膜をつくる性質をもっているため、
胃などの消化器系の粘膜を守るのにも役立つんですよ。


ちなみに、がごめ昆布に限らず、昆布にはさまざな栄養素が含まれています。
たとえば、牛乳の含有量を 1 として比較してみると、
カルシウムは6~7倍、鉄分は39倍、ビタミンB1は16倍、ミネラルは23倍だとか。


すごッ。


お出汁をとった後の昆布も佃煮やふりかけに応用して
まるごと食べたいものですね。

あ、もちろんコスメにも。


というわけで、今回の対決~♪

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蓮根

本日のお題  ― 蓮根 ―

蓮の花

読んで “れんこん”、 書いて “蓮根”。

しかし正解は、
蓮根とは、地下に眠る茎なのです。

この蓮根、とてつもない生命力をたたえているんですね。
大賀一郎博士が1951年、2000年前の蓮の実を発掘して
花を咲かせたのは、有名なエピソード。

食用としては地下茎の蓮根がポピュラーですが、
蓮の花が咲いた後、ハチの巣のような花托 (かたく) に入っている蓮の実
中国などでは食卓によくのぼります。
心を養い、腎に益し、脾を補う効果があるのだとか。
精神を安定させる作用があり、
古来より婦人病にもよく使われるので、生理前後のイライラにはもってこい。


もちろん、地下茎の“蓮根”にも
さまざまな効果があります。

注目すべきはビタミンC。
でんぷん質が多いので、ビタミンCが壊れにくいという特徴があります。
便通を助ける食物繊維や水分代謝に役立つカリウムも豊富。

蓮根を切ったときの粘り気はムチンという糖タンパク質の一種で、
タンパク質や脂肪の消化を助けるといわれています。

切り口が黒ずむのは、タンニンを含んでいるからで、
これには、胃腸の炎症をやわらげる効果があるそう。

このタンニン、止血作用をもっており、
漢方でも「古血を散らす」といって
鼻血止めや不正出血に蓮根が用いられてきました。

日本の民間療法では、
蓮根の搾り汁などを、咳止めに使うことが多いようですね。



どうですか。
見通しがいいなんて言って、お正月にしか食べないのは
もったいないと思いませんか。


ちなみに、コスメにするなら、ビタミンCの含有率の高さに注目したいところ。
ビタミンCは、お肌プルプルのコラーゲン生成を促しますからね。

花もよし、
種もよし、
茎もよし、の蓮なのです。



で。
魔女VS.黒髭対決はというと……

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本日のお題  ―  ―

ブログ_糠

誰が言ったか。

と白米を一緒に食べたら、腹のなかで玄米になる ――。

理論(理屈?)としては、まさにそのとおり。


そもそも糠とは、穀物を精白した際に出る果皮、種皮、胚芽などのこと。
ゆえに、大麦の糠は「麦糠」、小麦の糠は「ふすま」 。

古来は、米糠と大豆、麹などをあわせたものを「ぬかみそ」といい、
今の味噌のように直接口にしていたそうです。

北九州市や行橋市などで今も伝わる「ぬか炊き」は、その名残だとか。
一方、北陸地方には、さんまなどを糠に漬けこんだ
「糠さんま」という伝統食もあります。

おそらく、古来の人々は、糠に高い栄養価があることを
体験的に知っていたのでしょうね。

米糠に含まれるさまざまな栄養素のなかでも、
とくに注目すべきは“ γ-オリザノール ”で、
コレステロールの吸収抑制や更年期障害、自律神経失調症などの
不定愁訴に効用があるといわれています。
また、紫外線防止効果もあるため、化粧品にも用いられているとか。

とくに日本では、合成洗剤が普及するまで、
米糠を布袋に包み、洗剤がわりに使っていたんですよ。


さて、五感食堂では、この米糠を使って、
魔女は手作りコスメに。 そして、黒髭はお料理に……。

第3回目のキッチンバトル対決、とくとご覧あれ。

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黒蜜

本日のお題  ― 黒蜜 ―

ブログ_黒蜜

市販の黒砂糖を水に溶かして煮詰めれば
お家でも簡単に黒蜜をつくることができます。

いわば、黒砂糖の液体版ですね。
この黒蜜のもととなる“黒砂糖”、
原料はサトウキビで、砂糖の種類でいえば「含蜜糖」にあてはまります。

一般によく知られている白砂糖は、
原料に含まれる糖蜜 (とうみつ:糖分を含んだ液体のこと) と
廃糖蜜 (はいとうみつ:糖分以外の成分を含んだ黒褐色の粘性の液体)を
分離してつくられますが、
黒砂糖の場合、この分離精製を行っていないんですね。

なので、含蜜糖。

分離精製を行う際には不純物とみなされてしまう
カルシウムや鉄などのミネラル分がそのままたっぷり含まれているのです。


コスメとしては、
古くから黒髪に効果があると言われており、
ヘアパックなどの材料にすることができます。

豊富に含まれるミネラルは、
お肌の新陳代謝に必須の栄養素なので、
フェイスクリームやリップクリームに混ぜてもいいでしょう。


さて、五感食堂では、この黒蜜を使って、
魔女は手作りコスメに。 そして、黒髭はお料理に……。

第2回目のキッチンバトル対決、とくとご覧あれ。

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